梅毒とは?梅毒の症状・原因・治療方法についてまとめました

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梅毒とは?梅毒の症状・原因・治療方法についてまとめました

性感染症の一種として知られる『梅毒』は医療技術が発達したことで患者数が大幅に減少しましたが、近年再び発症率が高まっています。

非常に感染力が強いので、事前に梅毒に関する知識を身に付けて予防する必要があります。
梅毒は第1期〜第4期で、段階的に進行していくことが特徴です。
どのような症状が出るか知っておくと、梅毒を未然に防げるかもしれません。
今回は梅毒の原因から治療法まで、徹底的に解説します。

 

目次
  1. 梅毒とは?
  2. 第1期〜第4期で変化する梅毒の症状
  3. 梅毒の原因は性行為にアリ!
  4. 都合に合わせて選べる!医療機関の診察と検査キット
  5. 気になる治療方法と費用について

性感染症の一種!近年発症率が高まっている梅毒とは?

梅毒とは「梅毒トレポネーマ」という病原菌によって発症する性感染症です。
傷口から血液中に梅毒トレポネーマが侵入すると、感染してしまいます。
非常に感染力の強い病原菌なので、小さな傷口でも感染する可能性は否定できません。

 

昔は梅毒を治療できる方法がなかったため、人々から恐れられていました。
医療技術が発展したことで梅毒の治療法が見つかり、現在では過去の病気として認知されています。
しかし、近年は国立感染研究所に報告されただけで2014年に1600例を超え、発症率が増加しています。
感染症は母数が増えるほど発症率が高まるため、「自分には関係ない」と考えるのは禁物です。

 

先天性梅毒に注意!

注意しなければならないのは梅毒の治療を怠ると、女性の場合は胎児に感染することです。
胎盤を通して栄養を得る胎児に感染する確率が高く、60〜80%と言われています。
産まれる前に母親から胎児に感染しているのが「先天性梅毒」です。
妊婦の健康診断で梅毒の検査が導入されているので、検査を受ければ先天性梅毒を防ぐことができます。

第1期〜第4期で変化する梅毒の症状

第1期「初期症状」(感染から3週目以降)

性行為をしてから3週間ほど、何も症状が出ないまま梅毒トレポネーマが体内に潜伏します。
3週間経つと病原菌が侵入した性器や口の周辺に、5mm〜20mmの赤いしこりができます。
米粒や大豆くらいの大きさと考えれば、分かりやすいでしょう。
しこりはしばらくすると消えるため、早い段階で気付く必要があります。
症状が悪化した場合は、しこりが皮膚の破れた状態である潰瘍に発展するケースも存在します。
しこりの他に初期症状として現れるのは、リンパ節の腫れです。
首や太ももの下に違和感がある場合はリンパ節の腫れが疑われます。
ただし、梅毒の第1期では治療をしなくても痛みのないケースが多いため、注意が必要です。

 

第2期「中期症状」(3ヶ月〜3年)

第2段階になると病原菌が血液やリンパの流れによって全身に広がるので、さまざまな症状が現れます。
そのため中期症状で梅毒に気付く人が多いです。

 

バラ疹

代表的な症状として「バラ疹」が挙げられます。
顔・胸・背中など全身に、5mm〜20mmの赤茶色の発疹が出ます。
痛みはなく、治療をしなくても自然に消えることが特徴です。

 

梅毒性丘疹

「梅毒性丘疹」は丘のように盛り上がった発疹を指します。
バラ疹が消えてから梅毒性丘疹へ症状が移って盛り上がっている分、通常の発疹よりも角質が厚くて触ると硬いです。
大きさはバラ疹よりも小さく5mm〜10mm、色は少し光沢のある赤茶色となります。

 

扁平コンジローマ

梅毒性丘疹が発展すると、「扁平コンジローマ」と呼ばれるイボを発症することもあります。
分泌物を出すために表面が湿り、白色のふやけた状態になっていることが特徴です。
発疹系の他に「脱毛」で梅毒に気付く人も多く見られます。
不規則に脱毛が発生し、徐々に抜け毛が増えていきます。
人間は1日に髪が100本程度抜けるのが一般的な生理現象です。
明らかに100本以上抜けている、1度に大量の毛が抜けるといった症状が見られた場合は梅毒を疑ってください。

 

その他

その他に頭痛・発熱・関節痛・全身の倦怠感といった症状があります。
これらの異変に気付かないと潜伏期間に突入するので、梅毒に感染しても無症状になります。
発見が非常に遅れるため体の異変をチェックする、異変に気付いたら治療を受けることが大切です。

 

第3期「終期症状」(3年〜10年)

医療技術の発達によって第3期まで進行するケースは稀ですが、終期症状になると「ゴム腫」が現れます。
その名の通り、ゴムのような大きくて硬いコブです。
「結節性梅毒」という大きなしこりも現れ、皮膚・骨・内臓など全身の至る所で発生して体の組織を破壊します。
血管の炎症や脳へダメージを与えるほど、症状は重くなります。
潜伏期間前後で症状の重さが全く違うので、第3期に突入する前に気付くことが重要です。

 

第4期「末期症状」(感染から10年目以降)

感染から10年以上経つと第4期の末期症状になります。
全身が梅毒に感染しているため、脳へ深刻なダメージを与えます。
これが梅毒の重症として知られる「神経梅毒」です。
神経に麻痺が生じて歩行困難・痴呆といった症状に繋がります。
臓器に腫瘍ができる、または心臓系に繋がる血管に不具合が生じると大動脈瘤が発生します。
大動脈瘤は命の危険に関わることもあるため、梅毒を侮ってはいけません。

 

人によって症状は異なります

梅毒の危険なポイントは、人によって症状の現れ方が違うことです。
第1期〜第2期の間や第2期のバラ疹が消えた後のような「無症状梅毒」は症状が消え、「治った」と勘違いする人が多く見られます。特に第2期の発疹が消滅した後は潜伏期間に突入するため、油断せずに治療を受ける必要があります。
体の構造が違うので、男女で症状の現れる部分が違うこともポイントです。
女性は陰部の内側や膣の入り口、男性は亀頭(陰部の先)や包皮の内側(陰部の先の内側)にしこりや潰瘍が現れます。
女性は性器の構造上、男性よりも梅毒の症状に気付きにくいので注意しましょう。

 

HIVと重複感染しやすい!

梅毒は発疹や潰瘍ができることで皮膚や粘膜が傷付き、「HIV」と重複感染しやすいです。
HIVも主な感染経路が性行為にあるため、発症率が高くなっています。アメリカでは梅毒感染者の内、約60%がHIVに重複感染しているという結果も出ています。
重複感染した場合は梅毒がスピーディーに進行していくことが特徴です。特に第3期〜第4期頃に発生する神経梅毒に、初期段階で突入することがあります。通常は数年経ってから現れる症状なので神経の異変を察知した、パートナーや知り合いの行動が突然おかしくなった時は早急に治療を受けてください。

梅毒の原因は性行為にアリ!

梅毒トレポネーマは低酸素状態を好み、低温や乾燥を嫌います。
非常に特殊な環境下でしか生存できないので、感染経路は限定されます。

 

結論から言うと、梅毒の主な原因は性行為です。
男性と女性の性行為だけではなく、男性同士・女性同士も含まれます。
梅毒患者の感染部位と皮膚や粘膜が密着する、アナルセックスやオーラルセックスといった行為で感染する仕組みです。
感染力の強い梅毒トレポネーマは口内に傷がある場合、キスだけで感染することもあります。

 

梅毒を予防する方法

原因が分かれば、梅毒を予防することも可能です。
主な原因が性行為にあることから、不特定多数の人と性行為しないことが有効な手段と成り得ます。
また、コンドームを装着することも1つの方法です。陰部が直接触れることを防ぐため、感染する確率が低くなります。
しかし、口内に梅毒トレポネーマが潜んでいる場合はコンドームで防げないので、100%予防できる方法とは考えないでください。
梅毒の症状がある人とは性行為しない、梅毒感染者か不明な時はコンドームを付けることが大切です。

都合に合わせて選べる!医療機関の診察と検査キット

症状が明らかな場合は医療機関へ!

明らかに梅毒の症状が現れている場合は適切な治療を受けるために、医療機関で診察を受けるのが得策です。
検査方法は主にSTS法とTP法の2種類があります。

STS法

「STS法」は梅毒によって、「リン脂質抗体」が生成されることに着目した検査です。
感染して2週間〜4週間経つと血液中にリン脂質抗体が発生するので、早期発見が可能になっています。
梅毒は早い段階で治療することが重要となるため、STS法は有効な手段と言えるでしょう。
治療によってリン脂質抗体が低下していく様子を確認でき、治療経過の判断材料にも成り得ます。

TP法

もう1つの『TP法』は梅毒トレポネーマに対するTP抗体を検出するので、梅毒以外で陽性反応が出ることはありません。
梅毒に関わっている直接的な成分を、治療の主軸に置いていることが魅力です。
TP抗体は感染から4週間〜6週間後に生成されるため、感染後しばらく放置していた人に向いています。

 

検査キット

病院に行く時間がない、症状が出ていないが梅毒の検査をしたい人は自宅で簡単にできる「検査キット」が最適です。
他人に性器を見られることに抵抗感のある人が多いため、近年は利用率が高まっています。
梅毒に関しては血液中の抗体の有無を確認する、血液検査タイプが一般的です。
人差し指など痛みを感じにくい部分に小さな針を刺して、血液を専用のシー
トに垂らす方法が多く見られます。
検査キットによって手順が異なるため、説明書通りに行えば問題ありません。傷口から細菌が入らないように手を清潔にする、採取する部分は消毒綿で殺菌してから行うことが大切です。

 

採取した血液を専門機関に郵送して、書類やWebページで検査結果を確認します。
検査キットで陽性反応が出た場合は、医療機関でより信頼性の高い検査や治療を受ける必要があります。

どのような治療で改善されるの?治療費の平均相場は?

国内の治療法は内服が主流で

海外では梅毒の抗生物質を含んでいる注射薬を使用して、1回の投与で治療を行います。
日本ではこの方法が選択できないため、抗生物質を含む内服薬が推奨されています。

 

抗生物質に対してアレルギーのある人は別の内服薬も存在するので、安心してください。
梅毒の症状が第1期なら2週間〜4週間、第2期なら4週間〜8週間服用します。

 

妊婦は胎児への副作用を防ぐため、さらに安全性の高い内服薬を使用するのが一般的です。
HIVと重複感染している時は症状に違いがあるものの、治療法は変わりません。

 

STS法でリン脂質の量が減少し、症状が持続・再発していなければ治癒したと判断できます。
梅毒トレポネーマの量が急激に減少した時、「ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応」と呼ばれる症状が発生する可能性があります。
発熱・頭痛・リンパ節の腫れといった症状は見られますが、薬の副作用ではないので薬の量は変えずに治療を続けることが大切です。

 

梅毒の治療費

男女共に皮膚科や性病科に行けば、梅毒の適切な治療を受けることができます。
男性は泌尿器科、女性は婦人科(産婦人科)で診察を受けることも可能です。
診察料は3000円〜5000円、薬代は3000円からと考えておきましょう。
検査代の平均相場は約1500円です。
自宅でできる検査キットを購入する時は5000円〜8000円となります。

パートナーや子供を守るためにも、梅毒を防ぐ・治療することが大切です!

女性が梅毒に感染すると胎児に先天性梅毒が発症する可能性があります。
さらに、梅毒に感染している場合は、性行為をしたパートナーも梅毒に侵されているかもしれません。
検査によって陽性反応が出た時は、念のためパートナーも検査を受けるのが得策です。
梅毒は自分だけではなく、大切な子供やパートナーにも関わる重要な問題と成り得ます。
コンドームを使って感染を防ぐ、梅毒が疑われる場合は正しい治療を受けるという2点が重要です。
現代の医学なら十分治癒できる病気なので、事前に正しい知識を身に付けてください。

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