トリコモナスとは?トリコモナスの症状・原因・治療方法についてまとめました

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トリコモナスとは?トリコモナスの症状・原因・治療方法についてまとめました

「気づいたら黄緑色のおりものが出た」

「おりものがなんだか生臭いにおいがする」
「デリケートゾーンがかゆくて、チクチクとした痛みもある」
など、気になるおりものの異常やデリケートゾーンの症状。
女性の場合、体調や生理周期によって、おりものやデリケートゾーンの状態が変化することも考えられます。
しかし、それらの症状がトリコモナスなどの性感染症が原因で、起こっている可能性もあるかもしれません。
ここでは、トリコモナスの主な症状や原因、治療方法についてご紹介します。

 

目次
  1. トリコモナス(膣トリコモナス症)とは?
  2. 膣トリコモナス症の症状は?
  3. 膣トリコモナス症の原因、感染経路、感染率は?
  4. 都合に合わせて選べる!医療機関の診察と検査キット
  5. 膣トリコモナス症の治療方法や費用は?

トリコモナス(膣トリコモナス症)とは

トリコモナスは、性感染症のひとつです。
医学的には膣トリコモナス症と呼ばれます。
膣トリコモナス症は、クラミジアなどとともに、よくみられる性病のひとつです。
名前に「膣」とありますが、女性だけでなく男性にも感染し、発症することがあります。

 

膣トリコモナス症は、膣トリコモナス原虫と呼ばれる寄生虫に感染する病気です。
主に性行為によって感染しますが、ほかの性感染症と比較しても非常に感染力が強いため、性交渉以外にもタオルや風呂場、トイレなどを介して膣トリコモナス原虫に感染する場合もあります。
感染しても無症状なことが多く、そのため無症状のパートナーから無自覚のうちに感染する例も多いといわれています。
また、膣トリコモナス症の特徴には、他の性病と比べて発症する年齢が幅広いということがあります。

 

一般的に性病は若年層に多く感染がみられるのですが、膣トリコモナス症では中高年層でも感染がみられるほか、まれに子どもにも感染がみられることがあります。

膣トリコモナス症の症状は?

膣トリコモナス症は、感染しても無症状のことが多くあります。
特に、男性の感染者ではほとんどの人が無症状で、その割合は95%とも言われています。

 

男性の症状

感染した男性に症状が出る場合、尿道炎の症状がみられることがあります。
具体的には、軽い排尿感を覚えたり、尿道から膿のような分泌物が排泄されたりするほか、前立腺炎や精巣上体炎がみられる場合もあります。

 

女性の症状

女性の感染者の場合も、感染者の20〜50%は無症状だといわれています。
症状が現れる場合、典型的な症状として知られているのは、おりものの異常とデリケートゾーンの痒みです。
具体的には次のような異常がみられるといわれています。

おりものの色

感染すると、白から黄色のおりものが大量に出るようになることがあります。
初期には白や黄色みを帯びた色だったのが、症状が進むと濃い黄色や黄緑色、ときには緑色に近いような色のおりものがでることもあるようです。

おりもののにおい

膣トリコモナス原虫に感染しているときのおりものは、強烈な悪臭を伴うものが多いとされています。
アミン臭と呼ばれる、魚の腐ったような生臭いにおいをともなうのが特徴です。

おりものの状態

泡立ったような状態のおりものが出ることがあります。
初期の段階では淡い膿状のものだったのが、症状が進み、時に血の混ざったようなおりものがみられる場合もあります。

デリケートゾーンの痒み

おりもの以外の症状としてあげられるのは膣や外陰部のかゆみです。
痛がゆさや刺激感を覚えたり、ヒリヒリとした焼けるような感覚や、チクチク刺すような感覚を覚えたりすることがあります。
また、膣の粘膜や膣壁、外陰部などが炎症によって赤く腫れる場合もあります。
症状が進むと患部がただれて排尿時に痛みを伴う場合もあります。

 

症状が進行すると

膣トリコモナス原虫は、治療を行わずに放置しておくと、膣内にとどまらず、尿管や膀胱、子宮頸管などへも侵入して感染が広がる危険性があるといわれています。
感染が広がることで尿道炎や膀胱炎が生じるおそれがあるだけでなく、卵管炎などの骨盤内感染につながるおそれがあり、不妊の原因にもなるといわれています。
また、細菌性腟炎をともなうことも多いために、妊娠している女性が感染した場合には、流産や早産をまねいてしまうおそれもあります。
さらに、膣トリコモナス症の感染は、HIV感染リスクを高めることも指摘されています。

膣トリコモナス症の原因、感染経路、感染率は?

膣トリコモナス症は、性器内に膣トリコモナス原虫が侵入することで引き起こされます。
主な感染経路は性行為です。
膣性交によって感染しますがオーラルセックスによる感染のリスクは少ないといわれています。
日本人女性の感染率はおよそ5〜10%、日本人男性の感染率はおよそ1〜2%です。

 

ピンポン感染に注意

感染していても無症状のことが多いため、無自覚のうちにパートナーに感染させたり、パートナー間で感染を繰り返すピンポン感染を起こしたりして感染を広げるケースも少なからずみられます。
また、膣トリコモナス原虫の場合、性行為をともなわない感染もみられるため注意が必要です。

 

水があるところに注意

膣トリコモナス原虫はほかの性感染症に比べて非常に感染力が強いのが特徴です。
乾燥には非常に弱いとされるものの、水があるところでは強い感染力を維持することが知られています。
そのため、風呂場やプールにある共用のイスや公衆トイレの便座、タオルや下着などを介して感染する場合があります。

 

年代層が幅広い

まれに性行為を経験していない子どもにも感染がみられるケースがありますが、感染しても無症状のことが多いために感染に気づかないでいる場合があること、性行為を介さなくても病原体が感染することがあること、がその原因として考えられます。
また、感染者の年代が幅広いのもそれらが関与しているものと推測されています。

膣トリコモナス症の検査方法は?

検査は病院で行います。
受診する科は、男性の場合には性病科や泌尿器科、女性の場合には性病科や婦人科・産婦人科です。
膣トリコモナス原虫の潜伏期間は、男女ともに感染してから早い場合には3日、平均して10日前後といわれています。
感染した疑いがもたれる日から3日ほど経過していたら検査を受けることが可能です。

 

男性の検査

男性の場合には、尿道から分泌される膿の検査を行います。
無染色標本を作成し、顕微鏡で運動するトリコモナス原虫を確認します。
もしくは、核酸増幅法と呼ばれる検査方法によって、膣トリコモナス原虫の検出を図る方法がとられる場合もあります。

 

女性の検査

女性の場合には、膣からの分泌物の検査を行います。
同じく無染色標本を作成し運動する、トリコモナス原虫の確認を行う顕微鏡検査、または核酸増幅法による検査を行います。
検査によって膣トリコモナス原虫がみとめられると、膣トリコモナス症と診断されます。

 

検査キットで自宅で検査も可能

検査は、病院を受診するほか、民間の検査会社を利用してインターネットを通じて検査を申し込むこともできます。
匿名で受けられるところもあり、検査に対して抵抗感が少ないことから、民間の検査サービスを利用する例も増えているようです
。ただし、検査を受けることはできますが、診断や治療を受けるには医療機関を受診することが必要です。
おりものの異常やデリケートゾーンのかゆみ、腫れ、排尿痛などの症状が自覚される場合には、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

膣トリコモナス症の治療方法や費用は?

膣トリコモナス症と診断された場合には、抗原虫薬を使用して治療を行います。
パートナーがいる場合には、ピンポン感染を防ぐ意味でも、パートナーとの同時期、同期間での治療を行なうのが基本です。

 

現在では、主に5ーニトロイミダゾール系の抗原虫薬を経口投与する方法が行われています。
経口薬(250mg)1日2錠を10日間連続で内服した後、治癒判定を行います。

 

女性の場合には、難治例や再発例の場合には、経口薬に加えて膣錠による治療を併用することもあります。
ただし、女性が妊娠している場合には胎児への安全性の面から抗原虫薬の経口投与は行われず、比較的安全とされる膣錠のみで治療を行います。

 

治癒判定では、症状が出ていた場合には症状の消失と、トリコモナスの消失とを確認します。
抗原虫薬の内服によって90〜95%の膣トリコモナス原虫が消失するといわれています。

 

しかし、依然としてトリコモナス原虫が確認されさらに治療が必要だと判定された場合には、1週間の休薬期間の後に追加治療を行います。
再検査によってトリコモナス原虫が消失していれば治癒と判定されます。

 

ただし、女性の場合には、万が一膣トリコモナス原虫が残存していた場合、月経血中で増殖してしまうことがあるといいます。
そのため、治癒判定が出ていても念のため次回の月経時にも検査を行い、原虫が消失しているかを確認するのがおすすめです。

 

膣トリコモナス症は、予後は比較的良好だといわれています。
特にパートナーが同時期、同期間で治療を行った場合には予後は良好とされています。
なお、治療方法については10日間連続で薬剤を投与する方法が主流ではありますが、単回大量投与法という治療方法を勧めるものもあるようです。
しかし、こちらの方法は保険適用ではありません。

 

病院の費用は?

膣トリコモナス症に対する抗原虫薬には、市販薬はありません。
治療には医療機関を受診し、医師による薬の処方を受ける必要があります。
治療にかかる費用としては、主に受診料、検査料、薬代などを含めて4000円〜10000円になるものと見込まれます。
一般的に、受診料が初診でおよそ1000円前後、再診で200円〜500円程度だとされます。
検査代が3000円程度で、薬代はおよそ4000円〜5000円になるようです。
ただし、これらは保険適用となった場合の費用です。
もし診察や治療が保険適用外となった場合には、治療内容によって異なりますが、トータルの費用がおよそ15000円〜30000円になることもあるようです。

気になる症状がある時は早めに受診!

膣トリコモナス症の主な症状や原因、検査、治療方法についてご紹介しました。
デリケートゾーンの痒みや痛み、おりものの異常は、性感染症が原因の場合、治療せずに放置しておくことでさらなるリスクを生じさせてしまいます。
特に、膣トリコモナス原虫は治療を行わずに放置することで、その間に骨盤内に侵入して感染が拡大し卵管炎などにつながるおそれもあります。
さらにはHIV感染のリスクを高めることも指摘されています。

 

膣トリコモナス症は無症状のことも多いですが、おりものや膣炎など自覚される症状が出ることもあります。
もしデリケートゾーンに気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診して検査を受け、症状が早期のうちに必要な治療を行っておくと安心です。

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